今井町 甦る自治都市・今井 町並み保存とまちづくり 注文 八甫谷邦明

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他にも2000冊ほど出品中= 【 #そるてぃ書店 】 目次=写真2枚目以降毎度ありがとうございます。この他にも小説、思想書、人文書、エンタメ、SF、ミステリ、古雑誌など出品しております。 #202112【内容紹介】戦後間もなく、今井町を訪れた伊藤鄭爾 東大教授は、その美しさ に息をのんだ。しかし近代化に誰もが憧れていた当時、保存は町の発展に水を差すことだった。学者、行政主導の保全策が挫折を重ねるなか、住民達の対立・葛藤は、やがて自治都市の伝統に活路を見出し住民審議会を軸とした合意形成に至る。その全過程を再現する。外部からの圧力にゆれ、葛藤と挫折を繰り返した住民達がたどり着いたのは、近世自治都市の伝統に立ち戻る住民審議会による合意形成だった。40年におよぶ活動の全て。【今井町とは】今井町は、奈良県橿原市の中部に位置する地区で、1~4丁目からなる。戦国時代の寺内町が原型となり、全建物数約1500棟弱のうち、約500棟の伝統的建造物があり、全国で最も多い地区となっており、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。また、国の重要文化財が9件、県指定文化財が3件、市指定文化財が5件あり、2017年(平成29年)4月28日に日本遺産に認定された。経済的に豊かになった町民は、武野紹鴎に茶道を師事した今井宗久・宗薫父子や三条西実隆に和歌を師事した十市遠忠などの影響を受け文化芸術的気運をつくりあげる好条件に恵まれた。「今井町明細記」に茶道・華道・能楽・和歌・俳諧・画・書道・箏・三弦・蹴鞠・祭囃子などの文化・文芸に従事し、大阪・堺・奈良などとの文化交流も盛んにしたことが詳しく載っており、1667年(寛文7年)に今西正盛編集の句集『耳無草』(『詞林金玉集』)に交際の深かった松尾芭蕉が発句「夕顔の花に心やうかりひよん」を入集している。民家建築が文化財として着目されるようになったのは、第二次世界大戦後で1955年、関野克・太田博太郎・伊藤ていじら東京大学工学部建築学科による町屋調査を経て、倒壊寸前の今西家に棟札とともに国の重要文化財に指定されたことに端を発し、「町並み保存運動」が産声をあげる。#歴史の本 #地方創生 #そるてぃ書店 #町並み #モノクロの本棚

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